耳にしたことがある方も多いと思いますが、現在、老後の生活資金が2000万円不足すると言われています。
こんな話を聞いて、もしもの時や将来のお金について不安を抱えながら日々生活している方も多いのではないでしょうか?
そして、節約、貯金がしたいけどハードルが高くて手間がかかりそう、自分には無理、と思って諦めていませんか?
結論から言うと、節約は全く難しくありません。
確かに手間がかかる節約方法もありますが、本記事では【誰でも】【簡単に】【今日から】できる節約術を厳選して4つお伝えします。
この記事を読めば、節約の習慣をつけることができ、悩んで苦しんでいた気持ちが楽になるはずです。
すぐにこの節約術を実行し、まずここから節約生活の一歩を踏み出しましょう。
目次
①支出をまとめる
まずは月々【何に】【どの程度の】の支出があるのか計算してみましょう。
ここが分かっていなければ何も始まらないといっても過言ではありません。
面倒に感じるかもしれませんが、これが大きな一歩になります。
達成することで、何もしていなかった自分と大きな差がつきますよ。
支出とは
固定費…携帯代や家賃、光熱費など、毎月支払いがあり、ある程度金額が決まってるもの。
変動費…食費や日用品、交際費など、自身の行動により金額が変動しやすいもの。
に分けられますが、変動費はもちろん、固定費に関しても、毎月多少の差はあるはずなので計算は大体で構いません。
1か月生活するのにそれぞれの項目でざっくりどの程度お金がかかっているのか算出してみましょう。
自分は月○○円あれば生活できる!という目安を知ることが第一歩です。
②生活費の見直し
支出が分かったら、削れそうなものがないか確認していきましょう。
簡単に実践できるのは携帯代の見直しです。使っていないサブスクやオプション、不要に高額な料金プランを契約してしまってないですか?
よく話題にもなっている、格安SIMに乗り換え…は少しハードルが高いかもしれませんが、オプションやプランの変更であればネット上で今すぐ実践できます。
食費も支出を見直しやすい項目と言えるでしょう。
やはり外食やデリバリーは高いので、もし自炊を全くしないのであれば、週に1~2回程度からでも始めてみるのはどうでしょうか。
今は簡単でおいしいレシピもネットで検索できますので、やってみたら簡単に節約できた、ということもあるかもしれません。
自炊ができるのであれば、ぜひ冷凍保存を活用しましょう。
一部向かない食品もありますが、肉、野菜、魚、ほとんどの食品は冷凍保存することができます。
あくまで目安ですが、冷凍することで3~4週間は保存することができます。
例えば、すぐに使いきれない野菜のロスをなくすことができますし、賞味期限の近い割引の肉や魚を購入しすぐ冷凍保存すれば、かなり食費の節約になるはずです。
例え1回数百円でも、継続し積み上げることで大きな節約になりますよ。
その他の項目でも、無理に生活レベルを落として我慢するのではなく、あくまで自分が可能な範囲で不要なものを削ることを考えてみましょう。
自身の生活費が確定出来たら次のステップです。
③支出以外は貯金にまわす
支出が分かったら、毎月の収入をその金額以外すべて貯金にまわしてしまいましょう。
月々で残った額を貯金するのではなく、先に貯金して、残した額で生活するイメージですね。
しかし、つい多く使ってしまったり、思いがけない交際費などが発生する時もあるでしょう。
オーバーしてしまった場合、貯金から追加で使っても構いませんが、極力最初の計算通りの金額で生活できるようにしてみましょう。
実際の支出の計算をして出た額なので不可能ではないはずです。
変動が大きいと思われる食費に関しては、決まった額を月の始めに全ておろして、そこから使っていく方法もおすすめです。
常に残りの額が分かるので、使いすぎてしまったら調節することができますし、節約を意識しやすくなります。
自身の支出を意識した上で生活することで初めて気づくこともあるかもしれません。
日々気づいた無駄を削りつつ、また無理をしすぎず、うまく支出額を調整しながらの生活を心がけてみましょう。
④口座を用途別に分ける
口座は、【給与用】【貯金用】【月々の光熱費などの引き落とし用】【支払いが月々ではない固定費用(自動車税、車検、賃貸更新費など)】といった具合に、用途によって使い分けましょう。
支払いが月々ではない固定費用も、月当たりの金額に直して計算し、毎月の給与で積み立てをしておくと、大きな出費の準備ができるのおすすめです。
口座が複数なければ開設しなければならないですし、給与用から毎月振り分けるのは少し手間ですが、できる範囲で分けておくと現在の家計状況が把握しやすく、お金の管理もしやすいです。
少なくとも貯金用は個別で分けるようにましょう。
貯金用が他の口座と一緒になってしまうと、せっかく貯めている現在の正確な貯金額が分かりづらいですし、常に確認できるように管理した方が節約・貯金のモチベーションや意識付けにつながります。
お金が貯まっていく楽しさも節約の醍醐味ですし、それがあなたが努力した結果でもあるので、現在の資産の管理もぜひ習慣づけていきましょう。
まとめ
今回は、誰でもかんたんに始められる節約術をご紹介しました。
節約とは、あくまで無駄を削ることであって、生活レベルを限界まで落としてお金を貯めようということではありません。
そのことを理解した上で、ご自身のできる範囲で本記事の内容を実践し、節約生活の継続にチャレンジしてみてください。
きっと節約の楽しさ、無駄のないスッキリした生活の素晴らしさに気づいていただけると思います。
本記事があなたの節約生活の第一歩になれば幸いです。